アートフラワーは人の手で作る"花への憧れ" 自然が作り出せなかった理想の美しさ。 あえて、異なるラインや色あわせを大切にします。 |
「異なる質感、ライン、そして洗練の色あわせ」
の3つを大切に花材を選ぶと
たとえたくさんの フラワー の中にあっても
きらりと輝き、とても印象に残ります
この3つは当たり前のようでいて
アート フラワー だけを扱っていると、つい忘れてしまいがちです。
アート フラワー は
人が「こんな花があればいいなぁ」と望んで作り出されたものだから
どんなお花もたいがいそろいます。
だから、デザイナーはわがままになり、
うっかり自分の好みで 花材を選んでしまいます。
つまり、作り手が主役になってしまうんです。
生花の場合
自然のものですから、いくら望んでも自然界にないならば
それに従うよりありません。
"花"が主役です。
たとえば同じピンクの薔薇を10本あつめたとき、
生花の場合、「これは開いていてきれいだけど
こっちはまだ固いつぼみで華やかさがたりないなー」なんてこともあります。
その点、アートフラワーの場合は
常に同じ状態のものが手に入ります。
開いた花ばかり10本というのも
つぼみばかり10本というのも簡単に揃います。
それは人工的に作られているものだからです。
このことはもちろん、ありがたく
素晴らしいことなのですが
「開いたピンクの薔薇」ばかり、
つまりまったく同じ花達を並べることが
生き生きとした美しさになるでしょうか?
開いた花もあればすこしまだ固いつぼみが混じっているから、
"生"の躍動感が生まれると思います。
ここが生花との大きな違いです。
どんなに経験をつんだフラワーデザイナーでも
"作り手"が主役になってしまうと
その人の好みのものしか創れないような気がします。
謙虚に、花の美しさをありのまま
受け入れ、
"花"に導いてもらう・・・
そんな"花"が主役の姿勢を大切にしたいと思っています。
だからアートフラワーを作るときは
あえて異なる質感、ライン、色あわせのものをあわせて
アレンジします。
あえて異なる花材をあわせることで
質感を変化させ
生き生きとしたアレンジに仕上げていきます。
花の形、色の質感の微妙な違いをとらえることで
お互いを引き立てあい、
華やかなのに派手すぎない"洗練"を実現できるからです。
「アートフラワー」は"art(アート=芸術)のお花"です。
日常のシーンにしっくり溶け込みながらも、
飾るだけでそのお部屋に芸術の香りを感じさせ
かつ、その部屋を違和感なく引き立てる...
飾る空間をそんなふうに引き立てる
「一流の名脇役」となる花デザインをお届けしたいと
考えています。
![]()
<ヨーロピアンフラワーテクニックの魅力>
1.色の質感が1番大切にされます。
たとえば、同じ茶色でも、チョコレートの甘〜く濃い茶色と
枯れ木の渋く乾いた茶色は全く違います。これが“色の質感”の違いです。